クリスマスは特別な日。
子供の頃からのイメージが今もなお心に根付いています。
サンタクロースを信じていなくても、お父さんお母さんに欲しい物を買ってもらえる日として、子供にはとても待ち遠しくウキウキする日です。
この日は、きっと日本でおもちゃがいちばん売れる日でしょう。
そして、日本でチキンがいちばん売れる日でもあるかもしれませんね。
街に出てみれば、光り輝くイルミネーション。
日常とは少し違った街の様子が見れるのも楽しいです。
そんなクリスマスの主役ともいえるのが「サンタクロース」
サンタクロースといえば、真っ赤な服が印象的ですが、「サンタ=赤い服」と定着したのは1900年代初頭の頃だったようです。
では、それ以前は何色だったのでしょうか。
そもそもサンタクロースの由来はなんなのか?そしてなぜ赤い服を着ているのか?紐解いていきたいと思います。
サンタクロースのモデルとは?
サンタクロースのモデルとなったのは、「聖ニコラス氏」であるようです。
ニコラスさんは、ギリシア人の街で司教を勤めた人物とされていますが、あまり多くの情報が残っていないようです。
ただ、とても子供好きだったそうで、没後に子供の守護神として崇められるようになったのだとか。
そのニコラスさんは、貧しい子供たちにプレゼントを贈っていたそうで、その行動がそのまま引き継がれるようになったのでしょう。
その姿が、サンタクロースの由来になったといわれています。
ただし、服装までは昔は定着していなかったようで、これまでは、様々な色の服を着たサンタクロースが描かれてきたそうです。
青や紫、白や黄色など。さまざまな衣装を身につけているサンタクロースがいたら、それはそれで楽しそうですね。
では「サンタクロース=赤い」というイメージは、なぜ定着したのでしょうか?
「赤い」サンタをつくったのは飲料会社である
「サンタクロース=赤」というイメージを定着させたのは、誰もが知る飲料会社です。
そう、「コカ・コーラ社」なんですね。
でも当時は、見た目は黒く、何が原材料なのか分からないことから、コカ・コーラには多量のカフェインやコカインが入っているのではないかという噂が絶えず、ダークなイメージを持たれ、あまり人気は出ませんでした。
そこで、そのイメージを払拭し、子供市場を開拓するために起用したのが、コカ・コーラ社のイメージカラーでもある「赤」の服を着たサンタクロースだったんです。
コカ・コーラ社は、サンタクロースを用いてさまざまなメディアを通じて、徐々にイメージアップさせていきました。
コカ・コーラの売上が上がっていくと同時に、サンタクロースは赤というイメージが定着したわけです。
これがサンタクロースが赤い理由です。
さいごに
いかがでしたか?
「サンタクロースの由来と服が赤い理由」についてご紹介いたしました。
もしかしたら、私たちの知っているサンタクロースは、イメージ戦略によるものかもしれません。
もし、本当にサンタクロースがいたとしたら、赤ではないかもしれませんし、髭が白くて長いわけでもない可能性があります。
でも、クリスマスとサンタクロースは夢があっていいですよね。
最後までお読み頂きまして、ありがとうございました\(^o^)/